第6回 新しい絵を二点飾りました(2) (2008.1.11)
と言うことはさっき買ったファジーノは$600値切っただけで既に交渉成立してしまったから・・・ちょっと失敗。
もう1点くらいは何か買う予定だったので、今度は失敗しないよう、ジャカルタで培った?値段交渉の実践をせねば・・。そして選んだものは、わが息子と主人が気に入ったちょっと変わった絵というよりはアート。見る角度によって、変化するキネテックアート(動く芸術)と言うらしい。作者はヤコブ・アガムというイスラエル出身者。現在80歳になろうとしているが、いまだに制作活動しているらしい。
さて値段交渉開始。画廊の人が提示した価格は$4000。だめもとでジャカルタでもしたことのない半額以下の“$1000”と言ってみる。相手は“それは無理だから$2000でどうだ”と言ってきた。“じゃー買えないからさっきのファジーノだけでいいわ”と言う私に、“$1800ならどうか”と乗ってきた。そこでしばらくの間、お買い得だ、いや買えないの押し問答が続いたところで
主人が“$1800でもういいんじゃないかー”と私に言ってきた。勿論相手にわからないように日本語で。
“何弱気言ってんのよー。それじゃさっきの分が取り返せないじゃない”とはねのけ、“もういらない”とお店の人に言いました。
そしたら仕方ないなーと言う表情で、“$1000 OK”ということになり交渉成功。
なんか勝ったーと言う気分になりましたが、後で考えてみればそれでも利益は出てるはずだから次回はもっと・・・。
ところでこのヤコブ・アガムと言う作者、実はワインのシャトー・ムートン・ロートシルトのボトルラベルデザインを1984年に手掛けていました。シャトー・ムートン・ロートシルトと言えば、ボルドー5大シャトーのひとつで、1945年以来毎年有名画家にボトル
ラベルのデザインを依頼していることで知られています。これまでにピカソ、シャガール、ダリなど20世紀を代表する著名人がボトルデザインをしています。確か我が家のワインセラーの中(お店ではありません)にロートシルトがあったはずと調べたらあったあった、ありました。ピカソだったらなーとわくわくしながら探してみましたが、1981年フランスの画家のものでした。が銀座のバーで1本10万円弱で売っているそうで、それはそれで宝物を見つけたようでちょっと嬉しい。
話がそれましたが、この炭火庵に飾ったヤコブ・アガムのアート、ゆくゆくは$1000からもっと価値あるものに化けるかも。だいたい絵画は作者が生きてる時は二束三文というのが今までの常識。ピカソのようになったらどうしようー。その時は勿論炭火庵に飾っている場合じゃないですから、今のうちにご覧ください。
<炭火庵 真美>
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